2025/10/01 更新

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スガノ セツコ
菅野 摂子
SUGANO SETSUKO
所属
社会連携・DE&I本部 特任教授
職名
特任教授
外部リンク

学位

  • 博士(社会学) ( 立教大学 )

研究キーワード

  • 社会学、ジェンダー、生殖、出生前検査、福祉、家族

研究分野

  • 人文・社会 / 社会学

学歴

  • 立教大学   社会学研究科 博士後期課程

    2000年4月 - 2008年3月

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  • 立教大学   社会学研究科 博士前期課程

    1997年4月 - 2000年3月

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経歴

  • 東京科学大学   社会連携・DE&I本部 DE&I部門   特任教授

    2025年2月 - 現在

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  • 埼玉大学   ダイバーシティ推進センター   准教授

    2022年6月 - 2025年1月

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  • 明治学院大学   社会学部付属研究所   研究員

    2017年4月 - 2024年3月

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  • 電気通信大学 男女共同参画・ダイバーシティ戦略室   特任准教授

    2013年11月 - 2017年3月

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  • お茶の水女子大学   ジェンダー研究センター   研究協力員

    2008年4月 - 2010年3月

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  • 立教大学   社会福祉研究所   研究員(2014年から特任研究員)

    2007年4月 - 現在

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委員歴

  • 家族問題研究学会   企画委員  

    2023年4月 - 現在   

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  • 日本生命倫理学会   大会実行委員  

    2023年4月 - 2023年12月   

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  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構   森林総合研究所ダイバーシティ推進室アドバイザー  

    2020年4月 - 現在   

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  • 国際ジェンダー学会   理事(2023年度より副会長)  

    2019年10月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 日本保健医療社会学会   評議員  

    2019年6月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 国際ジェンダー学会   大会実行委員  

    2017年4月 - 2023年3月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本保健医療社会学会   学会誌編集委員  

    2017年4月 - 2021年5月   

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    団体区分:学協会

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  • 認定NPO法人「健康と病いの語りDIPEx-Japan」   運営委員  

    2016年7月 - 現在   

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    団体区分:その他

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  • 国際ジェンダー学会   学会誌編集委員  

    2015年4月 - 2021年3月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本保健医療社会学会   査読委員  

    2013年5月 - 2017年3月   

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    団体区分:学協会

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論文

  • 出生前検査に関する一般市民の意識―男女差に注目して 査読

    田中慶子, 菅野摂子, 柘植あづみ

    厚生の指標   72 ( 11 )   29 - 35   2025年9月

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    記述言語:日本語  

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  • 障害者が働くことに理由が必要なのか~介助付き就労をめぐる当事者の経験から

    畑中綾子, 瀬戸山洋子, 岩岡美咲, 菅野摂子

    尚美学園大学総合政策論集   ( 39 )   49 - 61   2025年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • スクリーニング検査における当事者の思いとジェンダー―大腸がん検診と出生前検査の事例から― 招待 査読

    菅野摂子

    日本医科大学医学会雑誌   20 ( 3 )   237 - 240   2024年8月

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  • 中期中絶の問題性 査読

    菅野摂子

    立教社会福祉研究   43   3 - 11   2024年3月

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • ドイツの出生前検査における情報提供の課題―NIPT(Non Invasive Prenatal genetic Testing)の保険適用をめぐるアクティビストの語りから―

    佐野敦子, 菅野摂子

    東京大学大学院情報学環 情報学研究 調査研究編   39   1 - 42   2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • スクリーニング検査と受検者の視覚 -二つのスクリーニング検査をめぐる当事者の語りからー 招待

    菅野 摂子

    保健医療社会学論集   32 ( 1 )   45 - 54   2021年7月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • リプロダクティブ・ヘルス/ライツの成立と今日的課題 査読

    菅野 摂子

    国際ジェンダー学会誌   ( 16 )   47 - 59   2019年1月

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    記述言語:日本語  

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  • 「高齢妊娠」への医療の眼差し―産婦人科商業誌を手がかりにして―

    菅野 摂子

    立教社会福祉研究   ( 37 )   19 - 29   2018年3月

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    記述言語:日本語  

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  • 出生前検査における意思決定支援の困難性-遺伝カウンセラー・臨床心理士の語りから― 招待 査読

    菅野 摂子

    日本保健医療社会学論集   28 ( 1 )   28 - 33   2017年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本保健医療社会学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2017342140

  • 再発/転移を経験した乳がん患者による情報入手のプロセスと背景

    菅野摂子

    応用社会学研究   ( 第57 )   105 - 117   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学社会学部  

    DOI: 10.14992/00011006

    CiNii Books

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    その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00011006/

  • 選択的中絶とフェミニズムの位相 査読

    菅野摂子

    社会学評論   64 ( 1 )   91 - 108   2013年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本社会学会  

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  • 出生前検査における「女性の意思決定」再考 -検査を受けないという選択から見えるもの-

    菅野摂子

    人間文化研究所紀要   4 ( 4 )   120 - 133   2010年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京家政大学人間文化研究所  

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  • 羊水検査の受検とその決定要因 査読

    菅野摂子

    立教社会福祉研究   26 ( 26 )   3 - 12   2007年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学  

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  • 母体血清マーカー検査の受検と決定要因 査読

    菅野摂子

    保健医療社会学論集   15 ( 2 )   80 - 93   2005年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本保健医療社会学会  

    胎児の状態を知るために妊婦に対して行われる検査、いわゆる出生前検査において、その是非をめぐって多くの議論がなされてきた。特に母体血清マーカー検査については、検査の持つ特徴から「医師は検査の情報を積極的に知らせる必要はない」という内容を盛り込んだ通知が厚生省(現厚生労働省)より出されている。こうした中でなされる受検の決定要因について、筆者らが行ったアンケート調査をもとに分析を行った。その結果、受検の決定要因として、医師からの情報提供、予定した(望んだ)妊娠か否か、医師以外からの情報入手、検査を受けた時の年齢などが有意と見られた。学歴、信仰、これまでの妊娠回数、妊娠中の不安などは有意な要因とはならなかった。医師が検査の情報を知らせることが妊婦の受検を促しているが、同時に妊婦による妊娠の受け止め方や医師以外からの情報入手も受検に影響を及ぼしていることが明らかになった。

    DOI: 10.18918/jshms.15.2_80

    CiNii Books

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2005202994

  • 出生前診断における妊婦の受検態度と医療者のかかわり 査読

    菅野摂子

    保健医療社会学論集   12 ( 第12号 )   115 - 126   2001年5月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本保健医療社会学会  

    科学の進歩において獲得されるであろう新しい知識は、人類に大きな利益をもたらす。しかしながら、近年出生前検査による遺伝子スクリーニングは議論を呼び起こしている。何故なら出生前検査は倫理的な考慮において大きな問題を持つ選択的中絶を引き起こすからである。妊婦が出生前検査を受けるべきか否か決定しなくてはいけない、という困難に直面する時、彼女らはまず、病院で遺伝カウンセリングを受けるであろう。彼女らの決定は医療者の関与に影響されるが、その下には個人的な経験が存在する。

    DOI: 10.18918/jshms.12.0_115

    CiNii Books

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2002246595

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書籍等出版物

  • ジェンダー事典

    ジェンダー事典編集委員会( 担当: 分担執筆 範囲: 出生前検査・診断)

    丸善出版  2024年1月  ( ISBN:9784621308875

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    総ページ数:xxvi, 769p   担当ページ:66-67   記述言語:日本語  

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  • 女性白書

    ( 担当: 分担執筆 範囲: リプロダクティブ・ヘルス&ライツと国内外の中絶対応(pp36-40))

    ほるぷ出版  2022年8月  ( ISBN:9784593103751

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  • 子ども家庭福祉―子ども・家族・社会をどうとらえるか

    垣内国光, 岩田美香, 板倉香子, 新藤こずえ( 担当: 分担執筆 範囲: 生命倫理と母子保健(pp86-96))

    生活書院  2020年12月 

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  • 患者の語りと医療者教育 “映像と言葉”が伝える当事者の経験

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: Part2-1「病い体験・家族関係・就労などから患者を全人的に理解する -「社会学」「福祉社会論」の教材としての活用」)

    日本看護協会出版会  2019年12月 

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  • 苦悩とケアの人類学 サファリングは創造性の源泉になりうるか?

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: 「リスク」と「あいまいさ」を生きる身体―出生前検査をめぐる調査から)

    世界思想社  2015年12月  ( ISBN:9784790716723

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 多元的共生社会の構想

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: 第11章「出生前検査」を通して構想する多元的共生社会)

    現代書館  2014年2月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 自立と福祉―制度・臨床への学際的アプローチ

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: 第Ⅳ部 自立をめぐる福祉社会学的考察 第1章 妊娠・出産過程にみる女性の自立)

    現代書館  2013年3月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 妊娠―あなたの妊娠と出生前検査の経験をおしえてください

    柘植あづみ, 菅野摂子, 石黒眞里( 担当: 共著)

    洛北出版  2009年12月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 健康とジェンダーⅣ 揺らぐ性・変わる医療ケアとセクシュアリティを読み直す

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: (第4章「知らないことは可能か-超音波検査における胎児の認知と告知」))

    明石書店  2007年10月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 健康とジェンダーⅡジェンダーで読む健康/セクシュアリティ

    菅野摂子( 担当: 分担執筆 範囲: 第9章「出生前検査と女性の自己決定」)

    明石書店  2003年2月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

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MISC

  • 〔書評〕『ヘルスヒューマニティーズー相互回復の実践・教育・研究』 招待

    菅野 摂子

    保健医療社会学論集   36 ( 1 )   102 - 103   2025年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

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  • 〔巻頭言〕生殖補助医療で生まれた子どもの「出自を知る権利」について

    須長史生, 菅野摂子

    家族研究年報   ( 50 )   1 - 5   2025年7月

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  • 〔特集〕木下先生の思い出 -「ヘルスヒューマニティーズ」への誘い―

    菅野 摂子

    立教社会福祉研究   ( 44 )   7 - 8   2025年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

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  • 〔巻頭言〕シンポジウム「ケア関係としての『結婚』の可能性―伴侶性・異性愛主義から考える」の概要―

    永田 夏来, 菅野 摂子

    『家族研究年報』   49   1 - 4   2024年7月

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  • 〔論説〕「女性の健康」の隘路とフェムテック 招待

    菅野摂子

    現代思想 5月号「フェムテックを考える 性・身体・技術の現在」   51 ( 6 )   58 - 67   2023年5月

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  • 〔調査報告〕母体保護法指定医師へのアクセシビリティー医療機能情報提供制度を用いた母体保護法指定医が配置されている医療施設の調査―

    三枝七都子, 武内今日子, 石黒眞里, 菅野摂子

    国際ジェンダー学会誌   20   165 - 175   2022年12月

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    担当区分:最終著者  

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  • 〔報告書〕アジアにおける出生前検査と障害をめぐる実証的研究 アンケート調査一次報告書

    白井千晶, 菅野摂子, 木村美也子, 松尾瑞穂, 二階堂祐子, 洪賢秀

    2022年10月

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  • 〔書評〕竹家一美著 『日本の男性不妊 当事者夫婦の語りから』 招待

    菅野摂子

    ジェンダー研究   25 ( 42 )   258 - 260   2022年7月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 〔抄録〕ドイツの妊娠葛藤相談法を参考にした出生前遺伝学的検査に関連した支援体制

    森本 佳奈, 山田 崇弘, 佐野 敦子, 菅野 摂子, 池袋 真, 坂本 美和, 廣瀬 達子, 関沢 明彦, 小杉 眞司, 白土 なほ子

    日本遺伝カウンセリング学会誌   43 ( 2 )   79 - 79   2022年6月

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  • 〔巻頭言〕特集「病いを予測するということ―テクノロジーと予測医療」に寄せて

    菅野 摂子

    保健医療社会学論集   32 ( 1 )   1 - 2   2021年7月

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  • 〔総論〕出生前検査に対する一般社会の認識 招待

    菅野摂子, 田中慶子

    周産期医学 特集「これからの出生前遺伝学的検査を考える」   51 ( 5 )   701 - 704   2021年5月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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  • 〔巻頭言〕特集「デジタル化はジェンダー平等に寄与するか」 特集にあたって

    菅野摂子

    国際ジェンダー学会誌   18   5 - 7   2020年12月

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  • 〔論説〕 出生前検査 の選択性と問題性―出生前検査における女性/男性/遺伝カウンセラーの語りから―

    菅野 摂子

    現象と秩序   ( 9 )   23 - 42   2018年10月

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  • 〔論説〕高齢妊娠における不安と選択 招待

    菅野 摂子

    学術の動向   22 ( 8 )   40 - 45   2017年8月

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  • 〔報告書〕妊娠と出生前検査の経験に関するインターネット調査 2015年集計結果 結果報告

    井原千琴, 田中慶子, 菅野摂子

    2017年3月

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  • 〔解説〕障がいを持っている人が感じる検診/検査のハードル 招待

    菅野摂子

    ナース専科 ナースプレス「患者の語りから学ぶ看護ケア」   45   2016年9月

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    記述言語:日本語  

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  • 〔書評〕由井秀樹『人工授精の近代―戦後の「家族」と医療・技術』 招待

    菅野摂子

    季刊『家計経済研究』   109 ( 109 )   93 - 95   2016年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:家計経済研究所  

    CiNii Books

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  • 〔解説〕検査が怖いという患者さんの不安を和らげるには 招待

    菅野摂子

    ナース専科 ナースプレス「患者の語りから学ぶ看護ケア」   15   2015年11月

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    記述言語:日本語  

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  • 〔解説〕がん検診にかかわる誤解と後悔 招待

    菅野摂子

    ナース専科 ナースプレス「患者の語りから学ぶ看護ケア」   33   2015年4月

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    記述言語:日本語  

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  • 〔報告〕妊娠と出生前検査の経験に関するアンケート調査 2013年集計結果 結果報告

    柘植あづみ, 菅野摂子, 田中慶子, 石黒眞里, 井原千琴, 白井千晶, 二階堂祐子, 渡部麻衣子

    文部科学省科学研究費助成事業「医療技術の選択とジェンダー ―妊娠と出生前検査の経験に関する調査」・明治学院大学社会学部付属研究所プロジェクト   2014年10月

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  • 〔報告〕患者体験情報”データベースの社会資源としての活用可能性の検討

    別府宏圀,菅野摂子,鷹田佳典

    〔報告書〕国民のがん情報不足感の解消に向けた「患者視点情報」のデータベース構築とその活用・影響に関する研究 平成25年度 総括・分担研究報告書   12 - 19   2014年3月

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  • 〔報告〕患者体験情報”データベースの社会資源としての活用可能性の検討<報告2>大腸がん検診をめぐる語りデータベース構築

    別府宏圀, 菅野摂子, 鷹田佳典

    〔報告書〕国民のがん情報不足感の解消に向けた「患者視点情報」のデータベース構築とその活用・影響に関する研究 平成22~25年度 総合研究報告書   36 - 93   2014年3月

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  • 〔書評〕利光恵子『受精卵診断と出生前診断 -その導入をめぐる争いの現代史-』 招待

    菅野摂子

    図書新聞   ( 3108 )   2013年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 〔報告〕患者体験情報”データベースの社会資源としての活用可能性の検討<報告1>大腸がん検診をめぐる語りのデータベース化

    別府宏圀, 菅野摂子, 鷹田佳典

    〔報告書〕国民のがん情報不足感の解消に向けた「患者視点情報」のデータベース構築とその活用・影響に関する研究 平成24年度 総括・分担研究報告書   12 - 18   2013年3月

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  • 〔論説〕「出生前検査」と「自己決定」

    戒能民江, 伊藤るりほか, 名, 重複は除外する, 菅野摂子, 目

    〔報告書〕F-GENSジャーナルNO.1(お茶の水女子大学21世紀COEプログラム ジェンダー研究のフロンティア)   2004年4月

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  • 〔報告〕第4章第1節「児童福祉施設における虐待防止活動と地域ネットワーク(児童養護施設)」/第5章第1節「児童相談所(東京23区における虐待防止ネットワーク)」

    菅野摂子

    現代の子ども虐待の実態と育児支援ニーズに関する研究 -民間虐待防止団体と地域ネットワーク   2003年3月

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  • 〔報告〕第4章第6節「電話相談記録からみた子ども虐待の実態と育児支援ニーズ (相談者-母親-の家族関係と心身の状態)」)

    菅野摂子

    子どもの虐待防止センター 平成13年社会福祉・医療事業団 子育て支援基金助成事業 報告書   2002年3月

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講演・口頭発表等

  • 胎児の父親の同意は必要か ー母体保護法の「配偶者同意」への産婦人科医の眼差し

    菅野 摂子

    日本家族社会学会 第35回大会  2025年9月 

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    開催年月日: 2025年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • ポリティクスとしての「配偶者同意」―産婦人科医への調査を手がかりに―

    菅野 摂子

    生殖技術セミナー  2025年3月  柘植 あづみ

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    開催年月日: 2025年3月

    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:明治学院大学   国名:日本国  

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  • スクリーニング検査における受検者の思い ―出生前検査と大腸がん検診の調査結果から― 招待

    菅野 摂子

    日本医科大学医学会 第33 回公開「シンポジウム」主題 「基礎科学と臨床医学の融合」  2024年6月 

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    開催年月日: 2024年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • ともに働ける 社会実現の課題 障害学生の語り・医療的ケア児の家族の語りを収集した経験から 「働くこと」から考えた介助付き就労という問題

    菅野 摂子(RTD:畑中綾子・瀬戸山陽子・岩岡美咲)

    第50回 日本保健医療社会学会大会  2024年5月 

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    開催年月日: 2024年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アジアにおける出生前検査の現状と障害への態度(3)フィリピンの場合

    菅野摂子

    第64回日本母性衛生学会  2023年10月 

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    開催年月日: 2023年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 中絶をめぐる医療・社会(3) 出生前検査に対する躊躇と中絶への態度

    菅野摂子

    第96回日本社会学会  2023年10月 

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    開催年月日: 2023年10月

    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Attitudes of Obstetricians and Gynecologist towards Prenatal Testing and Abortion in Japan

    Setsuko SUGANO

    XX ISA World Congress of Sociology  2023年7月 

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    開催年月日: 2023年6月 - 2023年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 人工妊娠中絶をめぐる社会運動と法制度 ―日・独・英・アイルランドの女性の中絶経験の表現と社会運動― 「日本の中絶の語りを辿って」

    菅野摂子

    第49回日本保健医療社会学会大会  2023年5月 

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    開催年月日: 2023年5月

    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • 女性におけるNIPTの経験 「出生前検査に関するアンケート」より

    菅野摂子

    日本生命倫理学会 第34回年次大会 公募シンポジウム(4)「出生前検査がもたらす課題とその対応‐NIPT 以降」  2022年11月 

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    開催年月日: 2022年11月

    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • アジア9か国における 出⽣前検査の国際⽐較調査 (1)妊娠時に受けた検査の受検状況とその要因

    菅野摂子, 木村美也子, 白井千晶

    第63回母性衛生学会学術集会  2022年9月 

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    開催年月日: 2022年9月

    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 中期中絶のありようと医師の視覚

    菅野摂子

    2022年国際ジェンダー学会大会 ラウンドテーブルディスカッション  2022年9月 

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    開催年月日: 2022年9月

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  • 人工妊娠中絶に対する男性の態度―「出生前検査に関する一般男女の意識調査」から

    菅野摂子, 田中慶子, 柘植あづみ

    日本社会学会 第94回大会  2021年11月 

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    開催年月日: 2021年11月

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  • リスク社会において“病む”ということ~不確実性の管理をめぐる患者の語り:「リスク社会/リスク概念と医療」

    菅野摂子, 佐藤(佐久間)りか, 磯野真帆

    国際ヘルスヒューマニティ学会  2020年10月 

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    開催年月日: 2020年10月 - 2020年11月

    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • ドイツの政権交代とリプロダクティブ・ヘルス&ライツ ードイツの産科医療の概要ー 招待

    菅野摂子, 佐野敦子

    PND研究会(信州大学)  2023年5月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 医療のジェンダー化か、ジェンダーの医療化か、そして新たな潮流 -お茶の水女子大学 21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」から20年を迎えてー 招待

    菅野摂子

    国際ジェンダー学会「医療とジェンダー分科会」  2023年1月 

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  • 誰もが性的人間として生きるために―知的障がいと性― 招待

    講師:松村 真美(社会福祉法人南高愛隣会事業統括部長常務理事) 岸田 隆(社会福祉法人森と木専務理事兼総括センター長) 西條 一恵(社会福祉法人燦々会理事・あすなろホーム施設長) コメンテーター:延原 稚枝(筑波大学大学院人間総合科学研究群障害科学学位プログラム博士後期課程) 菅野 摂子(埼玉大学ダイバーシティ推進センター准教授・立教大学社会福祉研究所特任研究員) 司会:河東田 博(立教大学セカンドステージ大学兼任講師・元立教大学教授)

    立教大学 社会福祉研究所 公開講演会  2023年2月 

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  • 男性のリプロダクティブ・ライツ試論 ─障がいのある子どもの父親へのインタビュー調査から─

    菅野 摂子

    日本社会学会 第92回大会  2019年10月 

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  • 出生前検査と高齢妊娠の不安と選択 招待

    菅野 摂子

    日本学術会議シンポジウム 「少子化対策と医療・ジェンダー」  2016年6月 

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  • 出生前検査における意思決定支援の困難性 -遺伝カウンセラー・臨床心理士の語りから-

    菅野 摂子

    日本保健医療社会学会 2017年大会 RTD「リプロダクションの経験と保健医療」  2017年5月 

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  • 生殖医療技術と男性性「男性の生殖を問う理由と研究の意義」 招待

    菅野 摂子

    お茶の水女子大学IGSセミナー(生殖領域)  2019年7月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 日本におけるジェンダー格差とICTの進歩 招待

    菅野 摂子

    国際ジェンダー学会2019年シンポジウム2「AIとジェンダー」  2019年9月 

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • 産科医療における社会学的視角-遺伝カウンセリングを事例として

    菅野 摂子

    日本社会学会 第90回大会  2017年11月 

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  • 「家族」のために利用される出生前検査-母親/父親における2人目の出産という課題

    菅野 摂子

    日本家族社会学会 第28回大会  2018年9月 

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  • 出生前検査/中絶手術と産婦人科医療の現状、そこから私たちが考えたいこと「中期中絶のありようと医師の視覚」

    菅野 摂子

    国立女性教育会館 2022年フォーラム  2022年12月 

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    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • 日本における出生前検査の現状と課題:NIPTの出現で何が変わったか? 招待

    菅野摂子

    出⽣前診断に関する国際セミナー 「オーストラリアおよび⽇本における中絶と出⽣前検査の制度・現状・課題」  2024年8月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 妊娠と出生前検査の経験についてのアンケート調査2013(4) ―母体血清マーカー検査と羊水検査の経験―

    菅野摂子, 渡部麻衣子

    日本社会学会大会 第87回大会  2014年11月 

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  • 病のジェンダー化 ―大腸がん検診における女性の語りから

    菅野摂子

    国際ジェンダー学会  2015年9月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 「当事者の語り」の社会資源化をめぐるジレンマ-健康と病いの語りデータベースの構築を通じて感じること-

    佐藤(佐久間)りか, 後藤恵子, 菅野摂子, 武藤香織

    日本保健医療社会学会 第40回大会  2014年5月 

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  • Exploratory study of the reasons for and against taking diagnostic tests by the bowel screening program participants in Japan

    Yoshinori Takata, Setsuko Sugano・Rika, Sato Sakuma

    The 7th International Conference of Health Behavioral Science St Bride's Foundation and Stewart House  2014年9月 

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    会議種別:ポスター発表  

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  • アンケート調査(2003年と2013年)の回答から

    菅野摂子

    妊娠と出生前検査のいま ―女性の経験から産婦人科医療における情報と選択を考える―  2016年3月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • The pregnant woman's selection in prenatal testing -Mainly the amniocentesis and the multiple marker screening

    Setsuko Sugano

    The Society for Social Studies of Science, The 35th 4S Annual Meeting  2010年8月 

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  • 利用者から見る大腸がん検診の問題と課題―「大腸がん検診の語り」データベース構築の中間報告―(示説)

    菅野摂子, 鷹田佳典, 別府宏圀

    日本保健医療社会学会 第38回大会  2012年5月 

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    会議種別:ポスター発表  

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  • 大腸がん検診の社会学的考察(2)検診格差の態様と関連要因

    菅野 摂子

    日本社会学会 第86回大会  2013年10月 

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  • 再発/多重がんを経験した乳がん患者の情報入手と治療選択プロセスに関する研究

    菅野摂子

    国際ジェンダー学会 2010年大会  2010年9月 

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  • 小児科における時間外診療へのニーズと背景―港区立保育園を利用する保護者への量的調査から―

    菅野摂子

    日本保健医療社会学会 第37回大会  2011年5月 

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  • 母親にとっての子ども虐待―民間虐待防止団体の電話相談記録より―

    菅野摂子

    家族問題研究会(現家族問題研究学会) 第421回研究例会  2002年10月 

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  • 妊娠と出生前検査の経験に関するアンケート調査結果報告(2) ―母体血清マーカー検査の受検に関する女性の意思決定要因の検討―

    菅野摂子

    日本社会学会 第76回大会  2003年10月 

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  • 出生前検査の受検と障害観の変容

    菅野摂子

    日本社会学会 第73回大会  2000年11月 

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  • 出生前診断における女性の意志決定プロセスと障害観の変容 招待

    菅野摂子

    日本衛生学会 第71回大会  2001年4月 

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  • 出生前検査に対する医師の態度

    菅野摂子

    日本保健医療社会学会 第35回大会  2009年5月 

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  • ラウンドテーブル・ディスカッション「健康と病いの語り-ディペックス・ジャパンの語りの研究と課題」

    菅野摂子, 佐藤(佐久間)りか, 澤田明子, 瀬戸山陽子, 射場典子

    日本保健医療社会学会 第36回大会  2010年5月 

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 出生前検査における生殖の自律性―PPC(患者・市民参画)の視点から

    研究課題/領域番号:25K15739  2025年4月 - 2029年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    菅野 摂子

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    配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )

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  • 食物アレルギー患者とその家族が経験する困難についての混合研究

    研究課題/領域番号:23K25573  2023年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    松木 洋人, 大日 義晴, 中西 泰子, 菅野 摂子

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    配分額:12870000円 ( 直接経費:9900000円 、 間接経費:2970000円 )

    本研究の目的は、食物アレルギー患者とその親がどのような困難を抱えているのか、それらの困難の促進・緩和要因としてどのような社会的要因があるのかを明らかにすることである。具体的には、①まず患者とその親が抱える困難を当事者の理解に即して把握するための質的調査を実施する。さらに、その知見を踏まえて、②食物アレルギーが患者とその親にもたらす困難と関連する社会的要因(規範意識や経済的・非経済的資源)について量的調査による把握を行い、その全体像とメカニズムを明らかにしようとするものである。
    1年目にあたる2023年度においては、まず①の質的調査、すなわち、インタビュー調査の実施に注力した。具体的には、子どもに食物アレルギーのある6名の母親、食物アレルギーのある5名の成人にインタビュー調査を実施した。現在は研究期間以前に実施したインタビュー調査から得られたデータとあわせて、子どもに食物アレルギーのある母親あるいは食物アレルギーのある成人の経験に焦点を当てた論文の執筆準備を進めている。
    また、本研究に密接に関連する研究成果として、食物アレルギーのある子どもやその家族を支援するNPOのニュースレターを分析する論文を投稿しすでに掲載が決定している(松木洋人, 2023, 「食物アレルギーのある子どもとその家族を支援する実践の論理:平等な参加機会の保障と例外的な状況の脱例外化」『三田社会学』28)。この論文においては、子どもに食物アレルギーのある母親によって設立されたあるグループによる支援や啓発の実践がどのような論理によって成り立っているのかを検討し、その活動が食物アレルギーをめぐる責任が特定の個人に帰属されやすい現状に働きかけることを通じて、食物アレルギーがあるためにできないことと食物アレルギーがあってもできることとの境界を引きなおすことに集合的に取り組むプロジェクトであることを明らかにした。

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  • 〈予期しない妊娠〉を経験した男性の意識と実態にかんする実証的研究

    研究課題/領域番号:23K01793  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    齋藤圭介、巽真理子、菅野摂子

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

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  • アジアにおける出生前検査と障害をめぐる実証的研究

    研究課題/領域番号:20H01564  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    白井 千晶, 二階堂 祐子, 菅野 摂子, 洪 賢秀, 松尾 瑞穂, 木村 美也子

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    配分額:17420000円 ( 直接経費:13400000円 、 間接経費:4020000円 )

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  • 医療実践としての人工妊娠中絶の新たなフレイム構築―出生前検査とのかかわりから

    研究課題/領域番号:20H04449  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    菅野 摂子, 佐野 敦子, 二階堂 祐子, 齋藤 圭介, 石黒 眞里, 柘植 あづみ

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    配分額:10920000円 ( 直接経費:8400000円 、 間接経費:2520000円 )

    本研究初年度である2020年度には、まず、中絶の基本的な概念を理解し、現状を把握するために、産婦人科医と人文社会学系の中絶研究者から情報を収集した。産科医療の点から人工妊娠中絶について学ぶために女性の権利や生命倫理に精通している産婦人科医にご講義頂き、続いて、日本の人工妊娠中絶の現状と課題について、特に技術的な面を長年指摘してきた中絶研究者にゼミナールを開催して頂いた。それと共に、WHOの発行している中絶のガイドライン(翻訳本)を各自精読した。また、中絶を希望する妊婦の多くが利用するであろう、産婦人科のHPを調べ、人工妊娠中絶の手技や対応がどのようになされているか、また手術の時期などを調べた。
    こうした学びをもとに、本研究で医療者と女性に何を尋ねるべきか、インタビュー項目について検討し、学内の倫理審査を受けた。その間、インタビューデータの質的分析を行うソフトウェアMAXQDAの講習会にも参加した。
    倫理審査を通った後、インタビューのリクルートを始め、女性2名、産婦人科医2名、助産師1名にインタビューを行った。女性2名については、いずれもNIPTを受検しており、ひとりは出産する意向があったことから、遺伝カウンセリングは障害のある子どもの療育などについて尋ねたが、満足のいく説明は得られなかった。もう1名は、夫婦の意見に齟齬があったが、結果が陰性だったため、夫婦関係が悪化することはなかった。この2名は、NIPT受検において決して珍しい事例ではない。また、産婦人科医は開業している若手男性医師と、総合病院勤務の女性ベテラン医師という対照的な2名であった。開業医は中絶を中心に、病院勤務の医師は出生前検査を中心に語ったので、比較するのは難しかったが、典型的な事例でもあることから、今後リクルートを進める上で重要だと思われる。

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  • 出生前検査に関する妊産婦等の意識調査や支援体制構築のための研究

    2020年4月 - 2023年3月

    令和 2 年度厚生労働科学研究費補助金(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業(健やか次世代育成総合研究事業)) 

    白土なほ子、関沢明彦、奥山虎之、左合治彦、柘植あづみ、澤井英明、菅野摂子、佐村修、古橋博史、鈴森伸宏、山田崇弘、山田重人、田中慶子、清野仁美、和泉美希子、坂本美和、宮上景子、廣瀬達子、池本舞、水谷あかね

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    担当区分:研究分担者 

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  • 高齢妊娠の社会学的研究―医療とのかかわりに注目して-

    2017年6月 - 2019年5月

    日本女子大学  日本女子大学教育文化振興桜楓会奨学金 

    菅野 摂子

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 男性の生殖論に向けて―出生前検査における男性の経験に関する調査

    研究課題/領域番号:16K13410  2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的萌芽研究

    菅野 摂子, 柘植 あづみ, 齋藤 圭介

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    配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )

    パートナーの妊娠期に経験したこと、特に出生前検査などの胎児診断に対する思いや経験について、男性10名(うち1名はパートナーが同席)についてたずねた。出生前検査の受検にかかわる話し合いは妊娠期間において夫婦が同等に参加する特異な状況であることが示された。また、妊娠の始期におけるハードルとして男性不妊が挙げられる。男性不妊の治療を行う専門医へのインタビューから、男性の性アイデンティティを揺るがす染色体検査の存在や夫婦のパワーバランスには産婦人科のイニシアティブという医療の事情が関係していることが指摘された。

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  • 医療技術の選択とジェンダー――妊娠と出生前検査の経験に関する調査

    研究課題/領域番号:25283017  2013年4月 - 2017年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    柘植 あづみ, 菅野 摂子, 田中 慶子, 白井 千晶, 渡部 麻衣子, 石黒 真里, 井原 千琴, 二階堂 祐子

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:11570000円 ( 直接経費:8900000円 、 間接経費:2670000円 )

    女性の妊娠と出生前検査をめぐる知識と経験を把握するために、妊娠と出生前検査の経験について自由記述を含めて詳細に尋ねた首都圏でのアンケート調査(2013年実施、有効回答数 378票、有効回収率39.5%)と、全国の妊娠経験のある女性を対象に妊娠と出生前検査の経験に焦点をあてたインターネット調査(2015年1月~2月実施、有効回答数 2,357、有効回収率26.9%)を実施し、結果を分析した。さらに出生前検査を受検した女性、医師、遺伝カウンセラー、助産師、当事者団体等にインタビュー調査を行い、出生前検査をめぐる情報提供、夫婦の意思決定の過程と要因、医師の検査を提供することの考えなどを分析した。

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  • 妊娠と出生前検査に関わる女性の経験と社会の対応についての研究 ―都内における質問紙調査

    2013年4月 - 2014年3月

    明治学院大学社会学部附属研究所  一般研究プロジェクト 

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    資金種別:競争的資金

    配分額:370000円

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担当経験のある科目(授業)

  • 社会学原論2

    機関名:立教大学

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  • 現代世界と人間

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  • 研究Ⅰ

    機関名:千葉商科大学

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  • 研究Ⅱ

    機関名:千葉商科大学

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  • 医療社会学

    機関名:星薬科大学

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  • コミュニティデザイン学演習 ジェンダーとコミュニティ

    機関名:立教大学大学院

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  • 専門演習Ⅰ

    機関名:立教大学

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  • 社会学

    機関名:日本医科大学

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  • 研究Ⅲ(卒業研究)

    機関名:千葉商科大学

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  • 基礎演習

    機関名:立教大学

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  • 社会調査士科目 C科目

    機関名:立教大学,明治学院大学

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  • キャリア研究調査法入門

    機関名:法政大学

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  • 福祉論

    機関名:千葉商科大学

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  • ジェンダー論

    機関名:東京家政大学,千葉商科大学

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  • 社会調査士科目 G科目

    機関名:明治学院大学

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  • 福祉社会論

    機関名:日本医科大学,法政大学

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  • リスクと日常生活

    機関名:早稲田大学

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  • 医療・身体とジェンダー

    機関名:埼玉大学

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  • 家族とダイバーシティ

    機関名:埼玉大学

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  • 社会調査士科目 B科目

    機関名:明治学院大学

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社会貢献活動

  • 埼玉大学の女子中高生向け 理工系進路選択エンカレッジプログラム

    役割:パネリスト

    東京都市大学  新学部開設検討アドバイザリーシンポジウム 「理工系女子学生の動向と増加支援施策 意見交換会」  2024年3月

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    種別:講演会

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  • 女性の身体をめぐる健康と権利―日本のリプロダクションのどこが問題かー

    役割:司会, 企画, 運営参加・支援

    立教大学 社会福祉研究所  社会福祉のフロンティア  2022年2月

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  • 旧優生保護法と強制不妊手術:国家責任を問う

    役割:司会

    立教大学社会福祉研究所  社会福祉のフロンティア  2018年6月

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    種別:講演会

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  • 出生前検査の経験―女性の立場から―

    役割:講師

    岡山県医師会  母体保護法指定医師研修会  2018年5月

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    種別:講演会

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  • 平成27年度シンポジウム 女性が輝く電気通信大学 「女性科学者の活躍に向けて-理工系大学の役割とは-」

    役割:パネリスト

    電気通信大学  2015年12月

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    種別:講演会

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  • 新座市「働く女性の講座」にて「どこまで行くの!生殖医療-出生前検査について考える」

    役割:講師

    新座市  2014年12月

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  • 「大腸がん検診の語り」から見えてきた受診率低迷の真相

    役割:パネリスト

    厚生労働科学研究補助金第3次対がん総合戦略研究事業 公開シンポジウム「このままでいいのか?大腸がん検診Part2」  2014年11月

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    種別:講演会

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  • 「大腸がん検診の語り」とそこから見えてくるもの

    役割:司会

    厚生労働科学研究補助金第3次対がん総合戦略研究事業 公開シンポジウム「このままでいいのか?大腸がん検診」  2014年3月

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    種別:講演会

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  • 公開セミナー「出生前検査」を通して構想する多元的共生社会

    役割:講師

    立教大学 社会福祉研究所  2014年2月

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学術貢献活動

  • 2023年 国際ジェンダー学会大会

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    国際ジェンダー学会  2023年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 2023年度 家族問題研究学会大会

    役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等

    家族問題研究学会  2023年7月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 日本社会学会第94回大会 部会45「性・ジェンダー(2)」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    2021年11月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 日本保健医療社会学会第32巻第1号 特集「病いを予測するということ-テクノロジーと予測医療」

    役割:企画立案・運営等

    2021年8月

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  • 日本保健医療社会学会 第47回大会 セッション2「母子関係」

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    2021年5月

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  • 国際ジェンダー学会 若手支援研究会「ターナー症候群当事者、母親、父親への インタビュー結果の比較」

    2021年4月

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    種別:学会・研究会等 

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  • 関東社会学会2020年度研究例会「理論という実践―ジェンダー理論は社会正義を語れるか―」

    2021年3月

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    種別:学会・研究会等 

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  • お茶の水女子大学ジェンダー研究所『ジェンダー研究』

    役割:査読

    2021年3月

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    種別:査読等 

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  • 日本社会医学会『社会医学研究』

    役割:査読

    2019年11月 - 2022年3月

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    種別:査読等 

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  • 国際ジェンダー学会2019年大会「AIとジェンダー」

    役割:企画立案・運営等

    2019年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 日本保健医療社会学会『保健医療社会学論集』

    役割:査読

    2013年5月 - 2017年3月

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    種別:査読等 

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