2026/02/06 更新

写真a

ヒラガ アマナ
平賀 あまな
HIRAGA AMANA
所属
環境・社会理工学院 准教授
職名
准教授
外部リンク

研究キーワード

  • 文化財保存学

  • 日本近代建築史

研究分野

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 建築史、意匠  / 日本近代建築史、文化財保存

学歴

  • 東京工業大学大学院   理工学研究科   建築学専攻博士課程

    1996年4月 - 2001年7月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

  • 東京工業大学大学院   理工学研究科   建築学専攻修士課程

    1994年4月 - 1996年3月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

  • 東京工業大学   工学部   建築学科

    1990年4月 - 1994年3月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

経歴

  • 東京科学大学   環境・社会理工学院   准教授

    2024年10月 - 現在

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 東京工業大学   環境・社会理工学院   准教授

    2023年4月 - 2024年9月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • サイバー大学   IT総合学部   客員准教授

    2017年4月 - 2021年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 東京工業大学   環境・社会理工学院   特任准教授

    2016年4月 - 2023年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • サイバー大学   世界遺産学部・IT総合学部   客員講師

    2010年4月 - 2017年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 内閣府   迎賓館   上席政策調査員

    2010年4月 - 2015年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 昭和女子大学大学院   生活機構研究科生活文化研究専攻   非常勤講師

    2007年4月 - 2016年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 筑波大学   人間総合科学研究科・世界文化遺産学専攻   研究員

    2006年1月 - 2010年3月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 独立行政法人日本学術振興会   特別研究員(PD)

    2003年1月 - 2005年12月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

  • 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所   国際文化財保存修復協力センター   研究補佐員

    2002年1月 - 2002年12月

      詳細を見る

    国名:日本国

    researchmap

▼全件表示

論文

  • 大阪市中央公会堂の内装に使用される大理石石材:赤坂石灰岩産「美濃霞」と秋吉石灰岩産「長州霞」の比較

    中澤努, 西本昌司, 乾睦子, 平賀あまな

    2025年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:GSJ地質ニュース  

    researchmap

  • 8. 中国・江南地方の水郷都市「新場古鎮」の歴史的価値に関する共同研究−都市の持続的発展に寄与する「都市継承デザイン学」の構築に向けて

    奥山信一, 香月歩, 平賀あまな, 藤田康仁, 平輝, 郭屹民

    2023年10月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:令和4年度、国際学術研究助成 研究成果報告書、公益法人平和中島財団  

    researchmap

  • 大江新太郎の日光東照宮修理

    平賀あまな

    月刊文化財   ( No. 706 )   2022年7月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • NHK8K国宝へようこそ 迎賓館赤坂離宮

    NHK「国宝へようこそ, 制作班, 平賀あまな

    2022年2月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:NHK出版  

    researchmap

  • 片山東熊と帝国奈良博物館

    平賀あまな

    2021年2月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:帝国奈良博物館の誕生 設計図と工事録にみる建設の経緯  

    researchmap

  • 台湾の製糖工場の保存活用に見られるアダプティブ・リユースの取り組み

    西川博美, 平賀あまな, 斎藤英俊

    建築士   Vol. 70 ( No. 820 )   2021年1月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 「迎賓施設」としての旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)

    平賀あまな

    家具道具室内史学会誌   ( No. 11 )   2019年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 迎賓館赤坂離宮天井絵画修復事業に関わる損傷と劣化原因の解明(II)

    木島 隆康, 鈴鴨富士子, 平賀あまな

    東京藝術大学美術学部紀要   ( No. 54 )   2018年10月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧車路墘製糖工場(十鼓仁徳文創園区)の活用 台湾における製糖工場の保存と活用 その 3

    平賀あまな, 西川博美, 斎藤英俊, 青柳憲昌, 是永美樹, 趙逸塵, 坪田叡伴

    日本建築学会大会学術講演梗概集(建築歴史・意匠)   2018年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 日本統治期の台湾における製糖工場の建築的特徴 ─台湾における製糖工場の保存と活用 その1─

    趙 逸塵, 坪田 叡伴, 青柳憲昌, 是永美樹, 斎藤英俊, 平賀あまな, 西川 博美

    日本建築学会大会学術講演梗概集(建築歴史・意匠)   2018年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧橋仔頭製糖工場(台湾糖業博物館)の活用 -台湾における製糖工場の保存と活用 その2―

    西川博美, 平賀あまな, 斎藤英俊, 青柳憲昌, 是永美樹, 趙逸塵, 坪田叡伴

    日本建築学会大会学術講演梗概集(建築歴史・意匠)   2018年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 市民による価値の発信 深谷シネマを中心とした旧七ツ梅酒造の活用

    平賀あまな

    建築士   Vol. 66 ( No. 782 )   2017年11月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の室内装飾の設計過程 -彩鸞の間について-

    平賀あまな, 野口沢子

    日本建築学会大会学術講演梗概集   2017年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東ドイツ露天掘り炭鉱地域における過去と未来を繋ぐ試みーIBAフュルスト・ピュックラー・ランド・プロジェクト

    平賀あまな

    居住文化とミュージアム -ネットワークでつなぐ新しい博物館のかたち 建築計画編ー   2016年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の正面外観装飾の設計過程

    平賀あまな, 野口 沢子

    日本建築学会計画系論文集   Vol. 81 ( No. 726 )   2016年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3130/aija.81.1773

    DOI: 10.3130/aija81.1773

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の「住居」としての利用

    平賀あまな

    家具道具室内史   ( No. 8 )   2016年5月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の大正・昭和戦前期の利用について

    平賀あまな

    家具道具室内史   ( No. 7 )   2015年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の天井画

    平賀あまな, 野口沢子

    家具道具室内史   ( No. 7 )   2015年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の室内意匠及び家具調度品の研究 : その施工・製作の実態と日本近代建築界の発展に果たした役割

    小泉 和子, 前潟 由美子, 菅崎 千秋, 平賀あまな

    住総研研究論文集   ( No. 40 )   2014年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • Il ruolo del Giappone nell' adozione della convenzione per la protezione dei beni culturali in caso di conflitto armato

    Amana Hiraga

    Storia Urbane (Italy)   Vol. 36 ( No. 140 )   2013年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • フランスに於けるワイン用葡萄畑の景観保全に関する研究:一般的実態の整理とサン・テミリオン管轄区の事例分析

    鳥海 基樹, 斎藤 英俊, 平賀あまな

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 685 )   2013年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • IBAフュルスト・ピュックラーランド―旧東ドイツ・ラウズィッツ地方における景観再生の取り組み―

    平賀あまな

    2012年10月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:保存を前提とした歴史的建造物の活用に関する研究―現代社会に適合した多様な再利用の手法に関する研究-  

    researchmap

  • 修復方針決定までの議論:国際協力によるボロブドゥール遺跡修復事業 その2

    安田 梢, 平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 677 )   2012年7月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 英国皇太子接遇時の旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の利用について

    平賀あまな

    家具道具室内史   ( No. 4 )   2012年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • Protection of Kindaika-Isan in Japan

    Amana Hiraga

    Il restauro in Giappone architetture, citta, paesaggi   2011年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • ボロブドゥール遺跡修復事業の概要と技術諮問委員会について:国際協力によるボロブドゥール遺跡修復事業 その1

    安田 梢, 平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 650 )   2010年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • GHQ/SCAP文書内の文化財保護法草案・法案の分析・考案:文化財保護法の成立過程に関する研究 その1

    境野 飛鳥, 斎藤 英俊, 大和 智, 平賀あまな

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 647 )   2010年1月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 1954年ハーグ条約に基づく軍隊に対する文化財保護の教育と普及:-「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その3-

    藤岡 麻理子, 平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 642 )   2009年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 1954年ハーグ条約の定める軍隊の組織,規則,命令等に関する規定の履行状況 : 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その2

    藤岡 麻理子, 平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 629 )   2008年7月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 「武力紛争の際の文化財保護のための条約(1954年ハーグ条約)」批准に向けた日本の活動 : 国際社会における文化財保護と日本 その3

    平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 628 )   2008年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 1954年ハーグ条約に基づく履行状況報告書とその内容 : 「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の履行状況とその課題 その1

    藤岡 麻理子, 平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 626 )   2008年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 「武力紛争の際の文化財保護のための条約(1954年ハーグ条約)」成立過程の議論にみられる日本の役割 : 国際社会における文化財保護と日本 その2

    平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 608 )   2006年10月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 「武力紛争の際の文化財保護のための条約(1954年ハーグ条約)」成立の経緯と日本の関与 : 国際社会における文化財保護と日本 その1

    平賀あまな, 斎藤 英俊

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 588 )   2005年2月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 大江新太郎の日光東照宮修理

    藤岡洋保, 平賀あまな

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 531 )   2000年5月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 滋賀県における古社寺保存法の運用と修理方針

    平賀あまな, 藤岡洋保

    日本建築学会計画系論文報告集   Vol. ( No. 518 )   1999年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    researchmap

  • 古社寺保存法成立に果たした京都の役割

    平賀あまな, 藤岡洋保

    日本建築学会計画系論文集   Vol. ( No. 503 )   1998年1月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3130/aija.63.203_1

    researchmap

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 文化財建造物修理にみられる新技術の導入-桂離宮御殿群整備工事の評価の視点から-

    研究課題/領域番号:25K08118  2025年4月 - 2029年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    高野 麗, 平賀 あまな, 斎藤 英俊, 鶴岡 典慶, 倉島 玲央, 西川 英佑

      詳細を見る

    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    researchmap

  • 都市継承デザイン学に基づく中国水郷都市の持続可能な観光開発のための国際共同研究

    研究課題/領域番号:23KK0078  2023年9月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  国際共同研究加速基金(海外連携研究)

    奥山 信一, 香月 歩, 塩崎 太伸, 藤田 康仁, 平賀 あまな, 坂村 圭

      詳細を見る

    配分額:18980000円 ( 直接経費:14600000円 、 間接経費:4380000円 )

    本研究課題は、歴史都市の持続的発展に寄与する、都市空間の改変・更新のデザイン方法論「都市継承デザイン学」の実践を目的とし、中国「新場古鎮」を対象地として、中国の現地研究チームとの共同で現地調査を実施し、そこから得られる当該地域の特性を踏まえた当該地域の持続的継承のための都市空間再編の設計案を提示するものである。
    本年度は、まず対象地の視察を実施し、当該地域における歴史的景観の保全と観光開発の現在の状況を把握した。また江南地方の2つの水郷古鎮(朱家角、同里)における視察も行った。朱家角や同里では入場料の徴収や観光用の大型駐車場の整備など、大勢の観光客の来訪に対応するための整備が進行し、特に朱家格では景観区域内では観光客向けの店舗が多く入居し商業化が進行する一方で、新場では表通りに現地住民の生活がまだ表れている素朴な状況が残されていることが確認できた。しかしコロナ禍の前後で新場での開発も進行しており、歴史的住居の店舗への転用や、民泊施設の開設などが認められた。このように江南水郷古鎮の中でも、各地域における歴史的景観の保全状況や観光開発の状況に相違が存在していることが明らかとなった。今後はこうした状況から新場および江南水郷古鎮の特性を捉えた上で、当該地域における文化財保全と観光開発のバランスについて調査・考察を進めていきたい。
    また現地の研究協力者および新場古鎮の開発関係者と面会し、今後の研究調査の計画を協議した。新場を含めた水郷古鎮は、江南水郷古鎮として一帯的に歴史的観光地としての開発・集客が今後構想されているということであった。このような現地政府・開発業者による構想は本研究における今後の調査・設計でも考慮すべき前提課題として認識された。

    researchmap

  • 近代建築発展の礎としての宮内省内匠寮の研究と設計史料の高度利用化

    研究課題/領域番号:22H00233  2022年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    平賀 あまな, 斎藤 英俊, 白木 ひかる, 矢野 賀一, 西川 英佑

      詳細を見る

    配分額:31850000円 ( 直接経費:24500000円 、 間接経費:7350000円 )

    本研究は、旧東宮御所、表慶館、旧帝国京都博物館本館、旧帝国奈良博物館本館を中心に、宮内省内匠寮が関わった活動全体を研究対象とし、建築図面、設計図書等の史料の分析と実際の建物の調査により、(1)近代建築への橋渡しとなった構造・設備の新技術の導入と開発、(2)近代建築デザインに影響を及ぼした新材料の利用と工夫、(3)建築施工の近代化の萌芽となる制度・体制の構築、に注目して詳細に分析し、内匠寮の建設事業を評価し、日本近代建築発展に果たした役割を明らかにするものである。第1年度である本年度は、(1)については、耐震性を考慮した鉄骨補強煉瓦造の構造設計を、(2)については、花崗岩を中心とした石材の調達と加工技術を、(3)については、設計、発注・契約、現場管理、直営・請負、技術者・職人の養成などを主に分析した。史料の高度利用化に向けての作業としては、宮内庁宮内公文書館、各国立博物館所蔵史料のうち、特に下記の史料についての分析を行った。
    ①宮内庁宮内公文書館所蔵の旧東宮御所設計史料である、『東宮御所工事録(仕様書)』のデータ化と目録の作成、『東宮御所事務提要』内容のデジタル化と分析②宮内庁宮内公文書館所蔵の旧帝国奈良博物館、旧帝国京都博物館の設計史料である『京都及奈良博物館建築工事録』の内容のデジタル化と分析③東京国立博物館所蔵の表慶館図面について、図面数の特定。
    現地調査としては、国内旅費を用いて、明治期の花崗岩産地についての調査を行ったほか、日銀京都支店等の同時期の建築について現地調査を行い、宮内省による建物との材料・施工技術の比較のための資料を収集した。
    対面、zoomにおいて、明治期の近代建築への橋渡しとなった構造・設備の新技術の導入と開発についての研究会を開催した。これらの研究成果について、日本建築家協会建築交流部会主催の「近代洋風建築研究会」において2度発表を行った。

    researchmap

  • 近代建築物を彩った日本の石:国産建築石材の標本探索と破壊・非破壊分析

    研究課題/領域番号:23K22944  2022年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    乾 睦子, 中澤 努, 西本 昌司, 平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:16640000円 ( 直接経費:12800000円 、 間接経費:3840000円 )

    矢橋大理石株式会社が在庫として保管している国産石材原石の銘柄リストを検討し、化学分析による同定の必要性が高い(肉眼で見た目が似ている石材がある等)と思われる銘柄を選定して破壊・非破壊分析を開始している。第一段階としてまず白色系の地色に緑色の縞を含む複数産地の銘柄(茨城県産「水戸寒水」、岩手県産「白雲」、高知県産「渓流」)を中心に岩石薄片観察と化学分析を行い、銘柄を同定する手掛かりとなるような情報のカタログ化を試みている。その内容の一部は日本地質学会第130年学術大会にて発表した。さらに、ポータブル型の蛍光X線分析装置を導入し、主に深成岩類の化学分析においてまず測定回数と平均値の収束について検討を行った。この他、実際の近代建築物において現地調査にポータブル蛍光X線分析装置を活用し、現地での測定も有用であることを確認した。

    researchmap

  • 片山東熊と宮内省内匠寮の日本近代建築発展に果たした役割-明治宮廷建築の研究-

    研究課題/領域番号:18H01615  2018年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    平賀 あまな, 斎藤 英俊, 矢野 賀一, 白木 ひかる

      詳細を見る

    配分額:14560000円 ( 直接経費:11200000円 、 間接経費:3360000円 )

    日本で最初の建築家の一人である片山東熊について、旧東宮御所、表慶館、京都国立博物館本館、奈良国立博物館本館等の片山と内匠寮による業績全体を研究対象とし、宮内庁宮内公文書館、各博物館所蔵の建設時の史料からその設計手法を詳細に分析するとともに、これまで明らかにされてこなかった構造・設備などの新技術の導入、施工体制の構築を含め、建設事業を包括的に調査分析し、片山と宮内省による造営事業はその意匠面に留まらず、新技術や施工体制の構築においても、明治日本が西洋の風土で培われた近代建築の基礎をいかに習得したか、日本の風土に適応させたかを反映したものであることを明らかにした。

    researchmap

  • 文化と景観およびその保護手法の研究-農業景観・里地里山景観の保全管理の課題

    研究課題/領域番号:17H03371  2017年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    稲葉 信子, 斎藤 英俊, 平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:11180000円 ( 直接経費:8600000円 、 間接経費:2580000円 )

    文化と自然を統合して総合的に扱う遺産の概念であることからその施策の充実が期待されている文化的景観について、その中でも人が育ててきた農地とその周辺の景観(農業景観)を取りあげて、特に保全管理の問題に焦点をあてて研究を行った。農業に関わる文化的景観のうち、ユネスコ世界遺産あるいはMAB計画エリア、国連食糧農業機関GIAHその他、国際機関による遺産制度の認定を受けている景観を取りあげて、農業遺産としての把握のされ方、価値づけやゾーニングの手法、適用される制度や関係する行政機関の範囲、農業政策あるいは農業市場の影響を調査し、農業に関わる文化的景観の現状を分析し、その実態を明らかにした。

    researchmap

  • 近代の産業遺産の保存と活用に関する研究-歴史的価値の保存と多様で魅力的な活用―

    研究課題/領域番号:16H02386  2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    斎藤 英俊, 稲葉 信子, 宗田 好史, 北尾 靖雅, 鳥海 基樹, 平賀 あまな, 西川 博美, 是永 美樹, 青柳 憲昌

      詳細を見る

    配分額:42900000円 ( 直接経費:33000000円 、 間接経費:9900000円 )

    近代産業遺産の保存では、広大な敷地に様々な形態と規模の多数の建築物から構成されるなど、また、活用では省エネルギーなど、様々な課題が多く、そのため、本研究において調査を行った諸外国と国内各地の多数の事例の中には「多様で魅力的な活用」を実現している事例は数例に留まっている。
    斎藤英俊らが関わった旧富岡製糸場の国宝西置繭所保存・活用事業は、日本建築学会から2022年度の業績賞と作品賞を授与された。作品賞の選考理由には以下のように述べられている。「新しい保存思想が国・自治体の関係者や専門家・技術者らによって共有され、高度な水準で具現化されたことは画期的である」この受賞は本研究の大きな成果の1つといえる。

    researchmap

  • 旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)造営におけるフランス人室内装飾家の関与と日本趣味

    研究課題/領域番号:15K06409  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    平賀 あまな, 野口 沢子

      詳細を見る

    配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )

    旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)造営におけるフランス人室内装飾家の関与と日本趣味の導入について、アンリ・フルディノワ、ジョルジュ・エンシェルの2名の装飾家から意匠案の提案を受けていたこと、日本趣味の導入は造営当初から意図されており、手法は、提案された西洋の装飾の中に日本趣味の意匠を挿入するものであったこと、これらは日・欧・米の美術の粋を組み合わせるという片山東熊の基本方針を反映したものと考えられることを明らかにした。

    researchmap

  • 文化と景観およびその保護手法の研究-人の居住と生産に関する文化的景観の評価と保存

    研究課題/領域番号:26289220  2014年4月 - 2017年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    稲葉 信子, 斎藤 英俊, 平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:12090000円 ( 直接経費:9300000円 、 間接経費:2790000円 )

    信仰景観や農業景観など主として自然の人に関わる側面を扱うために導入された文化的景観であるが、しかし現在では単なる遺産カテゴリーであることを超えて、人の居住・生産域を包含する広域の景観に広がって、遺産保全の手法すなわちアプローチとして新たな展開をみせるようになっている。本研究では、これまで指摘されてはこなかったこの状況について、先進国においては地域振興政策との関係、少数民族の居住域においては文化多様性政策との関係において現状を分析し、その実態を明らかにした。

    researchmap

  • 歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-

    研究課題/領域番号:22254006  2010年4月 - 2014年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    斎藤 英俊, 八木 幸二, 木村 勉, 稲葉 信子, 宗田 好史, 上北 恭史, 北尾 靖雅, 鳥海 基樹, 井上 えり子, 平賀 あまな, ウーゴ ミズコ

      詳細を見る

    配分額:41990000円 ( 直接経費:32300000円 、 間接経費:9690000円 )

    本研究は、歴史的環境の中に新たに建築を建てる場合、あるいは既存建物の増築・改築などを行う場合、それらのデザインはどのようにあるべきかを文化財の真正性の観点から考究したものである。欧州の専門家の間では、歴史的景観に調和させるために、歴史的建造物を真似たデザインとすることは歴史を欺く行為であるとの認識が通念となりつつあり、それに拠らない質の高い現代建築の事例を多く見ることができた。一方、日本や台湾、中国などでは、周囲の歴史的建造物の様式・ディテールを踏襲した建築が歴史的景観に調和した建築として評価されていて、欧州各国と歴史的環境における真正性に対する認識に大きな相違が見られる。

    researchmap

  • 文化と景観およびその保護手法の研究-土地と海の利用に関わる文化的景観の評価と保存

    研究課題/領域番号:22360259  2010年 - 2012年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    稲葉 信子, 斎藤 英俊, 黒田 乃生, 吉田 正人, 平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:15730000円 ( 直接経費:12100000円 、 間接経費:3630000円 )

    土地と海の利用に関わる文化的景観について、世界遺産であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているフィリピン・コルディリエーラの棚田群を中心に調査を行い、土地と海の利用に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行うとともに国際会議を開いて、文化的景観の国際的な普及とのその理解のあり方について把握した。

    researchmap

  • 文化と景観およびその保護手法の研究-信仰に関わる文化的景観の調査・分析-

    研究課題/領域番号:19360283  2007年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    稲葉 信子, 斎藤 英俊, 黒田 乃生, 平賀 あまな, 赤坂 信, 鈴木 正崇, 宮田 繁幸, 大和 智, 本中 眞, ウーゴ ミズコ, 赤坂 信, 鈴木 正崇

      詳細を見る

    配分額:16770000円 ( 直接経費:12900000円 、 間接経費:3870000円 )

    信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。

    researchmap

  • 国際社会における文化財保護と日本-国際条約・憲章・勧告の成立と日本の文化財概念-

    研究課題/領域番号:19560645  2007年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    平賀 あまな, 斎藤 英俊, ウーゴ ミズコ

      詳細を見る

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    ユネスコによる国際条約・憲章・勧告といった国際協力による文化財保護をおこなるためのシステムに注目し、国際社会における文化財保護に日本が果たした役割を考察した。日本の専門家は、1950年代から日本独自の文化財保護概念を主張し、それ以降の国際社会における文化財概念の発展に影響を及ぼしたことを明らかにした。日本の文化財保護概念は、国際社会からの一方的な影響を受けていただけではなく、相互に与え合った影響があることが確認された。

    researchmap

  • 「文化的景観」概念の成立とその国際比較

    研究課題/領域番号:16360309  2004年 - 2006年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    稲葉 信子, 斎藤 英俊, 黒田 乃生, 本中 真, 平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:12500000円 ( 直接経費:12500000円 )

    本研究は、「文化的景観」概念について、「文化的景観」概念成立の背景の研究、諸外国による「文化的景観」概念とその保護制度と国際社会における保護制度の研究、各国の「文化的景観」遺産の事例調査、により、各国による「文化的景観」概念の相違と制度の相違を国際的に比較し、これからの「文化的景観」保護のあるべき方向性について考察したものである。
    この結果、世界遺産条約における「文化的景観」概念の成立については、その成立の基盤として19世紀における自然美保護運動があり、その後の経緯について特に戦後における自然保護運動の発展が重要な役割を果たしたことが明らかになった。「文化的景観」は、19世紀の自然美保護運動がそれぞれ文化遺産と自然遺産の保護の領域に分かれて継承されてきたものが、1980年代に新たな展開を見せた環境保護運動の中で再認識されて生まれた。
    文化的景観は世界遺産条約の制度を通して各国の政策に反映されるようになったが、しかし各国における文化的景観の解釈とその扱いについては、背景となる文化の違いによってそれぞれ異なることが明らかになった。特に北米や太平洋地域など少数民族問題をかかえる国においては、文化的景観の保護政策は少数民族の文化振興施策と密接な関係を有すること、欧州においては産業振興、特に農業振興諸政策との連携が重要視されていることが明らかになった。一般に文化的景観の保護は、国土保全そして地域経済振興と密接に関連していることが明らかになった。

    researchmap

  • 国際社会における文化財保存理念の形成と協力システム構築に関する研究

    研究課題/領域番号:02J20182  2002年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    平賀 あまな

      詳細を見る

    配分額:1800000円 ( 直接経費:1800000円 )

    本研究は、日本の文化財保存分野における国際参加・貢献がどのような理念のもとにおこなわれてきたのか、それが他国からはどのように理解されてきたのかについて明らかにすることを目的としている。特に国際条約・憲章といった国際協力のためのシステムが、どのような文化財保存理念のもとに構築されたかを、その成立経緯から考察するとともに、その理念構築に日本が果たした役割についても明らかにするものである。
    本年は、ユネスコの最初の文化財保存に関する国際条約である「武力紛争の際の文化財保護のための条約(1954年5月14日採択、通称ハーグ条約)」について、条約成立後の日本の国内法の作成活動、またそれらに見られる当時の日本の文化財概念についても明らかにした。
    資料としては、東京文化財研究所の関野克資料を用いる他、パリのユネスコ本部アーカイブ所蔵の資料、博物館明治村館長飯田喜四郎氏所蔵の資料を用いた。関野克資料には、条約批准の準備の中で作成された国内法の案や、日本に条約を導入するための問題点をまとめた報告書など、貴重な資料が多く含まれている。また、当時の関係者からのヒアリング、新聞、雑誌等の記事も収集をおこなった。
    これらの分析により、条約批准のために準備された国内法の案は、国際的な視野に立ち、当時の文化財保護法の枠組みを越える保護対象を定め、積極的な保護計画を策定した国内法であったこと、関野克は各国の事例や戦時下の被害状況を研究した上で、日本独自の問題を考慮した国内法を作成しようとしたこと、日本が条約作成時に主張したものの実現しなかった京都と奈良を都市全体として保護する問題については、採択された条約の条件下で実現するための具体的な計画がなされていたこと、を明らかにした。
    これらの成果を日本建築学会大会学術講演会において発表し、昨年までの成果をまとめたものを日本建築学会論文報告集に投稿し採用された。

    researchmap

▼全件表示