2026/06/03 更新

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ヤマモト ジュンイチ
山本 淳一
YAMAMOTO JUNICHI
所属
生命理工学院 助教
職名
助教

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論文

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • Cereblonの発現低下を伴うIMiDs耐性多発性骨髄腫に有効な治療標的の探索

    研究課題/領域番号:23K07807  2023年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    山本 淳一

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    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    (1) 多発性骨髄腫の生存に関するCRBNの機能の解析。予備実験で用いたH929を由来とするCRBN発現低下株はレナリドミドだけでなくプロテアソーム阻害剤やデキサメタゾンに対する耐性も示した、これはこの耐性株が低濃度のレナリドミドに長期間暴露するという手法で樹立されたため、特異的ではない抗アポトーシス性の適応をしていることを示唆しており、CRBNの発現変化とは無関係の適応が多く起こっている可能性が高い。そこで、CRBNの発現低下を原因とする変化とそうでない変化を区別するため、Tet-onシステムによるCRBNのinducibleノックダウン及び、過剰発現系を樹立した。
    (2) CRBN発現低下により増殖阻害を引き起こす手法と引き起こさない手法の比較。先行文献ではMM1.S株において、RNAiによるCRBNのノックダウンは顕著な増殖抑制を引き起こすが、市販のHomo-PROTAC protein degrader(サリドマイド誘導体を二つ連結した化合物)によるCRBNのプロテインノックダウンは増殖抑制を引き起こさない。これらの先行研究の再現実験を行い、それらの結果は再現された。Homo-PROTAC処理はノックダウンが不十分であった(3割ほど残る)ことが、増殖抑制を引き起こさない理由ではないかと示唆された。しかしながらMM1.SのCRBNのノックアウト株が報告されていることから、ノックダウンとノックアウトの表現型が異なることも示唆される。
    (3) CRBNの発現低下と合成致死を引き起こす遺伝子の網羅的探索。多発性骨髄腫細胞においてsgRNAスクリーニングを実施するために、Cas9を恒常的に発現するMM1.S株とH929株を樹立した。また、スクリーニングに必要となるレンチウイルスの感染効率の確認や抗生物質による選択の条件検討などを行なった。

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  • デキサメタゾンとIMiDsの相乗的な抗骨髄腫作用の分子メカニズムの解明

    研究課題/領域番号:20K08741  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    山本 淳一

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    多発性骨髄腫株において、デキサメタゾン処理に応答しポマリドミド依存的にCRBNに結合するタンパク質群の網羅的な探索を行い、条件を満たすタンパク質を3つ同定した。そのうちの一つは、転写レベルでは2剤の影響を受けず、かつ多発性骨髄腫株の生存や増殖に重要で、デキサメタゾンとポマリドミド併用に特異的に発現が低下することが確認され、デキサメタゾンとポマリドミドの併用療法の薬効を媒介する基質であることが示唆された。また、トランスクリプトーム解析により、デキサメタゾンとポマリドミドの併用により発現変動に相互作用を示す標的遺伝子やパスウェイを同定した。

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